イギリス徒然日記

YMS2018で11月に渡英。徒然なるままによしなしごとを書き留めるブログ。

【英語学習】語学学校に通って一週間目

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学校の帰り道

こんばんは。

語学学校に通い始めて3週間目(間に3週間のホリデーを挟んでいる)今日この頃です。1週間目の所感を書こうと思っていながら、風邪ひいたりホリデーしたりして大分後回しになってしまったんですが、ちゃんと一週間目の所感についてブログ用にメモってた偉い自分がいるんできちんと残しておきます。

 

語学学校入学前のスキルについては、下の記事に書いたとおりです。

yms2018.hateblo.jp

 

実際の一週間目の状況

月曜日:初日はずっと気を張っていた。学校の人はとても優しく親切ですごくゆっくり話してくれたので聞き取れた。日本人の生徒がいたので、食堂の使い方とか細かい事を教えてもらった。わからないときに日本語で聞ける相手がいるってすごい安心する…。しかし、放課後はスペイン人の生徒と2人きりで市内案内してもらったけど、自分からは何も話せないし7割聞き取れない…。簡単な質問もできなくてかなり凹んだ。

 

火曜日:二日目なのでとりあえず試用期間だと思って授業に臨む。ちょくちょく事務室に呼ばれるので、顔を合わせてもまだ他の生徒と積極的に交流しなかった。(もちろん話せないので後回しにした)放課後に自習室の使い方と自習の仕方を教わったので、色々試してみた。

 

水曜日:三日目なので(以下略)ホリデー期間をどうするか金曜までに決めないといけなくなって、放課後はそれに終始した。休み時間にも談話室とかカフェとか行かなかず、他の生徒と会わないように引きこもってった。(様子見という名の消極的撤退)

 

木曜日:四日目。時間通りor早めに来るのは自分だけだった…。普通にみんな遅刻してくるので、他の生徒が来るまでマンツーマンだったりもした。お昼の時間に日本人の生徒から離れて初めて一人で他の生徒と会話するが、ヨーロピアン達は英語ぺらぺらで全然聞き取れない…。話しかけてくれるのに、理解できなくてやっぱり凹む。でも交流するのは大事だと思って今更自己紹介したり。そしたら明日一緒に行く?と聞かれてYESって答えたけど詳細を全く分かっておらず焦った。夜のアクティビティにも参加(ごはん食べながら喋る会だった)少人数だった&日本人男性が会話をリードしてくれてたのでなんとなく顔を知ってもらい、馴染んだ空気を出せた(実際は全く喋ってない)

 

金曜日:午前中で授業が終わる。午後からは昨日市内観光?に誘われたと思っていたら夜に送別会があって、それについてだったらしく現地集合現地解散だった。学校でお昼を食べてから、先生が金曜によくいるというパブに行くとそこに結構集まってた(笑)集合時間前に解散したけど勝手もわからず、他の生徒についていった。その後日本料理屋に挑戦し、ついでに二次会でナイトクラブも行った。(9割聞き役だった)

 

土曜日:疲れ切って死んでた

 

日曜日:朝からチャットグループでブランチする計画をしてたけど、買い物に行きたかったので一人行動する。しかし早めに買い物が終わったので、博物館に行くとブランチしてたグループとばったり。見終わったらスムーズに現地解散しててこれが海外の付き合い方か…!と学んだ。

 

一週間目は焦りしかない

最初の一週間は慣れるためにとにかく色々やってみるしかないと思ったけど、思った以上に何も発言できない自分に焦燥感ばかり募っていった。先にいる日本人の生徒も自分より数段話せる&クラスの中でもやはり下から数えた方が早い状況。

 

何より、話すときに簡単な英文が出てこない。テーブルの上に紙を置いた読み書きだと出来ることが、会話になるとis,do,didがめちゃくちゃで、過去完了(have beenとかいうやつ)はもっと分からず、疑問詞(what,who,which,how)とかも、どういう語順や組み合わせが正しいのか咄嗟にわからなくなる。肯定文の語尾を無理やり上げることで質問にするようなことしか言えなかった。(You are from…Germany?みたいな。Are you ~?が疑問文の基本なのに)なまじそんな文法基礎があるがゆえに、話しながらも完全に間違った英語を口にしてる自分に尚更やばいって焦る日々…。

 

学校でも、ステイ先のファミリーとも話せなくて、英語が話せる友人に泣きついたら素晴らしい助言をくれた。彼女は大学時代に1年間アメリカに留学していた。

 

「英語は聞いてれば突然話せるようになる。全く会話をしなかっのに、一週間後にルームメイトの親御さんに『英語がうまくなったね!』って言われて驚いた」

 

これを聞いて、そうなのかなと若干心が落ち着いた。

そして前の記事にも書いたけど、本当に聞いてればわかるようになってきた。

 

全く根拠はない仮説ですが、聞いてるうちに基本的な文章の形(主語+述語+その他)を自動的に脳の言語野にインプットしてるみたいで、アウトプットする時にスルスル~っと出るようになるんですよね。冷静に考えれば、人間の脳みそって話す機能と覚えた知識をしまっておく場所は全然違うわけで、そりゃ咄嗟に出てこないよな…っと今唐突に悟りました。まず最初に聞いて話すためのもので、いきなり読み書きからやってる日本人が変態だなって思う。日本で勉強する英語は、LanguageじゃなくてSubjectだなって感じ。

 

英語学習は自分でいかに環境を構築するかによる

2週間学校に通ってから、3週間ホリデーで英語の勉強から離れてまた戻ってきた状況だけど、着実にリスニングとスピーキングが伸びてるのを実感してます。(ちなみにホリデー期間中は復習頑張ろうと思ってほとんど英語の勉強はしなかった)

 

よく英語を話せるようになるのはインプットとアウトプットが大事とか、日本より海外の方がスキルが伸びるとか言うけど、渡英前はちょっと懐疑的でした。まあでも、結局は脳みそがここの言葉は英語だ!って認識する環境を整えることが大事なんだなって思います。もちろん語学学校に通っても、条件を満たした環境が出来てないとそりゃ伸びないだろうなと思う。

 

あとはお手本にすべき、綺麗な英語というか。アメリカンでもブリティッシュでも、第一言語が英語の人をお手本にすべきで、ヨーロピアンとかアジアの第二、第三言語が英語の人とは聞き取りやすさが全然違うし、基本を覚えておかないと応用も効かないと思う。実際、学校からホリデーでロンドンに滞在して、ロンドンの多民族性と英語のごった煮感にまた無力感を味わいました。でも不思議と戻ったら前よりスムーズに学校の人やステイ先のファミリーと話せるようになってたから、”正統派”の有難さがわかるようになるって意味で、他のアクセントの英語を聞いてみるのも大事だと思います。

 

ちなみに、他の国(アメリカとかカナダとか)で英語を学んだ人はどうだかわかりませんが、私の言語野は英語に対して赤ちゃん状態だったと思うので、今ならきっと”正統派”が覚えられる!と思って生粋の英国人が住む地域の学校を選びました。

 

現在のレベルは、5歳の女児の言ってることが解って、お人形遊びが出来るくらいです。5歳児は話が唐突に変わったり全然違う事話し出すんだけどギリギリついていける…。8歳の男児は使う単語が難しいからまだ一緒に遊べない…。

 

語学学校は楽しい&やり方次第でうまく使える

ちなみに、2週間目は焦る気持ちも落ち着いたので肩の力を抜いて過ごしました。(そしたら盛大に風邪をひいた)

 

3週間目の今はクラスも変わって、先生も変わって、クラスメイトも変わってと馴染むのが大変ですけど、成長してる実感があるんで楽しいです。(大体3か月か4ヶ月目に躓くらしいけど…)

 

あと自分がイレギュラーだったんですが、学校のTermが終わる直前に入学したので、入って二週間でTermの修了式(?)をやって成績表を貰いました。そして今、新しいTermが始まった所なんですけど、結果的にどっちも経験出来てよかったなーと思ってます。終了2週間前はぎりぎり過ぎたけど!!なぜなら、既に生徒のコミュニティが出来上がっててTermの終了と同時に卒業してしまう生徒が多いのでお別れが早かった。(卒業前日に初めましての自己紹介した人もいた)

 

前の学期からいる点でいいところは、新しい生徒増えるんですけどその前に友達を作っておけるので…。非社交的な人間にはとても大きなアドバンテージになりました(笑)知ってる顔がいるだけで安心するよね!!(ちなみに日本人の生徒は卒業しました)チャンスがあればTermを跨いだ滞在もありだと思います。

 

1週間目の話じゃなくなったけど、同じようにもし焦ってしまう方がいたら、英語を覚えたい!と思っている限り、英語環境にれば言語野が勝手に吸収するからなんとかなるよって伝われば幸いです。